もっと会社を知ってもらいたい?社名やロゴより大切なこと

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From:橋本公平 (大阪の事務所より)

キャラクター

おはようござます、ウェブマーケティングコンサルタントの橋本です。
うちの家では、日曜日の昼は外食することになってます。平日は奥さんが昼夜と料理をしてくれてるので、外食は家事休みの一貫です。お店を選ぶのは奥さん。彼女がその日の気分で食べたいものを食べにいきます。

うちの近所はいろんな飲食店があって、自転車で少し移動すれば選択肢はたくさんあります。数年にわたっていろんなお店に行っていると、だんだんとヘビロテの店が絞られてきます。

その中で特によく行く店は、家から徒歩2分ぐらいにあるイタリアン。
ランチ時間はビュフェ形式になっていて、パスタ一品と野菜や惣菜が食べ放題になってます。近所には同じようなサービスの店は数店あるのですが、そこはおいしくてたくさん食べれるし、ゆったりできるので2人の中ではけっこうお気に入り。もう何回行ったか分かりません。

店名もロゴマークも覚えてない・・・

でも、こんなに頻繁に行っているのに(といっても月2回ほど)、ぼくはつい最近までお店の名前を知りませんでした。

イタリアンによくある読みづらい名前ではありません(英語1語の単純な店名です)。ぼくの記憶力が極端に低いわけではありません。店名を挙げようとすると出てこない。「えっと、あそこの店、なんやった?ビュフェの」そんな状態です。

名前も覚えていない始末なので、もちろんその店のロゴマークも知りません。クリエイティブと言われる業界に身をおく自分としては、そういったものを意識的に見る習慣はありますが、うーん覚えてない。

あなたも同じような経験はないですか?いつも行ってる店なのに名前が出てこない。というか知らないってこと。ましてやロゴマークまで覚えてる人は少ないんじゃないかと。

ローソンの名前は知ってても、ロゴマークは知らないでしょう。近所でよく買い物するスーパーのロゴは覚えていますか?よく訪れるAmazonのロゴをはっきりイメージできる人はどれぐらいいますか?(ぼくは知ってるけど)

ロゴマークって、ほとんど覚えられてない。

ナイキのスウォッシュマーク、アップルのリンゴマーク、マクドナルドのMマークは多くの人が知ってます。これはCMはもちろん、あらゆる販促物、商品そのものなどを媒体に、長年にわたって何度も何度も接することで、意識に刷り込まれて「認知」されているからです。

でも、僕たちのような小さい会社は、刷り込みできるほど社名やロゴマークを露出させることはできないですよね。ロゴマークを覚えてもらうのって至難の業なんです。

ロゴマークより、人を覚えてもらうほうがずっと早い

ぼくはそのイタリアンのロゴマークは知らないけど、実ははっきり覚えているものがあります。それはスタッフです。

注文時に必要な言葉を交わすだけで、とくに個別にしゃべるわけではないけど、なぜか覚えています。スタッフの振るまい方や言葉のトーンなども印象に残っています。

ロゴマークは覚えてないのに、人の印象は覚えてる。

人間の脳はじぶんに近いもの、つまり生きものに親近感を覚えます。人って印象に残りやすいわけです。顔や声、しぐさ、直接耳にする言葉のほうが、信頼しやすく身近に感じやすい。人が受け入れやすく話題にしやすいのは、人です。

これはホームページについても同じようなことが言えます。

今のホームページでは、社長をはじめ人の顔が載っていない会社は、温度が感じらないし、信用されません。どの会社もドングリの背くらべの時代では、「誰から買うか?」が重要な要素になっています。同じ商品を買うにしても、売り手・作り手の見える会社のほうが安心できるはずです。

あなたのホームページにお客さんが訪れて購入してくれても、ロゴマークはおろか店名も覚えてくれないと思ったほうがいい。

でも、あなたの顔写真や想い、考え方、バックグラウンドなどが載っていたら、どうでしょう。はっきりと顔は覚えてくれないとは思うけど、「なんだか人柄が良さそう、親身になってくれそう、いろいろ苦労してきたんだね」と親近感と信用を得ることができるかもしれません。

そういった情報を受け取った状態のお客さんに会えば、初見時から信頼のベースが違ってくるはずです。

ロゴマークより、人を覚えてもらうほうがずっと早い。

ビジネスは「会社:会社」でもなければ「会社:消費者」でもありません。1対1のという表情・感情のある人間がつながる場です。人を出したほうが、社名やロゴマークをがんばって覚えてもらうより、ずっと早くないですか?

あなたが会社のことを知ってもらいたいなら、信用を得たいのなら、人を出しましょう。想いを語りましょう。

P.S.

先日、ある会社の社長から問い合わせをいただきました。
初見時に、ぼくは必ず問い合わせしてくれた理由を聞くのですが、その方はぼくのプロフィールを見てくれたそうです。
「橋本さんはいろいろ苦労してそうだし、親身になってくれそう、と社内スタッフと話してたんです。一度会ってみようかとなって連絡したんです」と言ってくれました。

ぼくのプロフィールは特別なものではないのですが、それでも信用してくれる人もいるんですね。

そんなぼくのプロフィールはこちら

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